サブスリーを目指す、記録を出したいランナーへ

5000mからウルトラ、トレイルまで、走ることや関連することを書いていきます。

スタミナ、スピード作りにはトレイルラン

あなたは上り坂、下り坂は得意ですか?

そして、登山コースなどを走るトレイルランは練習に取り入れていますか?          


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私は高校から陸上部で走り始めて、山に囲まれた学校でしたので午前授業で終わる土曜日の午後の練習は、学校の裏山の登山コースを走るトレイル練習になることがありました。

 

ゴロゴロとした石、むき出しの木の根、避けながらの木々、繰り返されるアップダウン。脚力の向上と、呼吸が深くなる分心肺機能の強化にもなる有効な練習です。

 

大学でも20分ほどジョギングした所に、標高が低いですが山があったので練習にいったものです。

 

そして、社会人になって走友会に所属し、静岡県富士登山駅伝に出場するようになり、練習の一環として地元の八王子の陣馬山の山頂まで頻繁に練習に行ったものです。

 

思いのままに・・・: 陣馬山

 

ペットボトルを持参して持ち帰る人がいるほどの湧水、走り終わった後のアイシングを兼ねた浅い川の冷たい水。

 

トレイルランは一緒に走る人の車の中など、荷物置き場がない場合はトレイルランリュックで走ることに対する煩わしさや走りづらさはありますが、自然の力を貰える澄んだ空気で呼吸できることは、大都会では実感できない強みでしょう。

 

駅伝大会に向けての練習として、富士山の御殿場コースを山頂まで走って登るトレイルラン練習もしますが、富士山には固い土の地面よりも「砂走り」と言われる海の砂浜のような砂利の足元のコースがあることが難しくも、やりがいのあるコースです。

 

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このコースは富士登山駅伝の4区にあたりますが、アスファルトやトラックの固い地面しか走っていない方には、一歩ごとに埋め込まれていく足は違和感があり、つま先着地で素早く足の設置時間を減らす走りが必要になってきます。

 

海の砂浜を走る時も上手く走れない時と同様、走るコツが身についていない方には辛いだけのコースになってしまいます。ただ、標高2000m過ぎから始まる富士登山駅伝の5区は固い土の地盤になり、着地は安定しますが上り勾配が厳しく約4.5キロのコースで標高1000mを登りますので、上りに強い方にはオススメです。

 

平坦コースを走れるようになることも大事ですが、足と心臓に負荷をかけて速くなる練習をすることも良いでしょう。

 

私は100キロマラソンの練習のためと、箱根駅伝の観戦のために箱根湯本駅前から芦ノ湖までを約30キロゆっくり走り込む練習もしていますが、この国道一号線はガードレールに囲まれた歩道があまり存在しないので、安全を重視する方にはおすすめ出来ません。

 

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また、車の交通量が多く排気ガスも多いので、ランニングの練習に頻繁に行くには向かないかもしれません。ただ、「箱根駅伝の5区を走ってる実感」は強く感じられます。

 

普段の練習とは違う「体と足に負荷をかける」ことで、普段とは違う部分が鍛えられて力強い走りが出来ることでしょう。

 

トラック練習に飽きた方は、是非実践してみてください。