1秒でも速い自分への更新
自分の自己ベストタイムを更新した時、
目標タイムが出せた時。
今までの努力が報われた瞬間は喜びがあるし、達成感があります。
でも、そのためには今までの自分を越えるための練習が必要です。
「努力は裏切らない」
「自分を信じて頑張ってきた」
トップレベルの選手がよく言う言葉。あなたも共感できる瞬間があったのではないでしょうか?
結果を出すには過程が大事。
そのためには、モチベーション、環境、メンタル、時間、仲間。
色々な要素が必要になってきますが、やはり「練習環境」は大事です。
仕事をしながら休みの日などに走っている方がほとんどだと思いますが、仕事を言い訳にせずに「どうしたら練習時間を作れるか?」を工夫することを考えていきましょう。
仕事は簡単には後回しには出来ないもの。
練習時間をほぼ決まった時間に確保できる、大学生や実業団選手のような練習が出来ないと割り切ったのならば、「休みの午前中に走る」と時間を決めると良いでしょう。
そして「早くなりたい目的」を決めるには、目標タイムを作ることが早いです。
「どうしても、別府大分で3時間を切りたい!」
そのように考えているとしたら、レースがある2月に向けて3ヶ月前程からじっくり距離とスピード練習を積み上げて行くことが必要でしょう。
私は毎週水曜日に走友会の練習に参加できていた頃は、「前回よりもタイムが上がった」などタイムトライアルで成長を実感できたものですが、一人練習ではそうはいかない部分が多い。
しっかりと自己管理が出来ないと、ジョギング練習だけの日々が続き、スピード練習が疎かになってしまうものですが、
「平日はジョギング、週末にスピード練習やトレイルラン」
そのように刺激を入れて走ることで、気分の入れ替えが出来るでしょう。
あなたの目標がフルマラソンで2時間台だとしたら、1キロを4分15秒以上で42キロを走る力をつけないといけません。
「イーブンペースが良い」と聞きますが、ゆっくり走ってもどうしても後半はペースが落ちるものです。その状態を考えて、無理をしすぎない程度に1キロあたり2~3秒程速いペースで押していくことも必要です。
また、
「ペースを上げてるつもりはないのに、なんか速いぞ」
そう思ったら、体調が良い調子です。普段の練習が実を結んだのでしょう。
『目標が高すぎるとレースで失敗する。
リラックスして無心になった時のほうがタイムが良い。』
日によってはそんな時もあります。
自然体で良いタイムが出せる日が毎日続けば、あなたは飛躍できます。
でも、無理はしないようにクールダウンとアイシングは確実にやりましょう。
必要ならば、テーピングをして走ると痛みは和らぐので効果的です。
目標の自分に早く到達できるように祈っています。