サブスリーを目指す、記録を出したいランナーへ

5000mからウルトラ、トレイルまで、走ることや関連することを書いていきます。

レース中の体調不良、理想と現実

あなたはレース中の体調不良にどのように対応しているだろうか?

気合だけでは乗り越えられない状況もあるはず。

           f:id:runrun1725:20210528003214j:plain

 

私は海外レースに出ると、気持ち悪くなることがよくある。

マウイ島、ホノルル、韓国。

 

いずれもフルマラソンだが、中間点を過ぎたくらいに吐き気と

スタミナ切れの状況になって悪化する。

 

最後は完走するのだが、「普段通りの走りが出来なかった」という

結果と反省が残る。

 

海外という違和感か。

食事や水が悪かったのか。

入賞や自己ベストへのプレッシャーか。

 

 

私は、年代別表彰や賞金といった「見返り」を期待すると

失敗レースになることがよくあった。

 

「プレッシャーに弱い」という表現も出来ると思うが、

自分で自分を苦しめて自滅していることは本当に情けない。

 

 

解決策は一つ、「見返りを求めないこと」だと思う。

普段通りの走りをすることで、結果は後からついてくるのだ。

 

 

むしろ「楽しく、景色を楽しむ感じで走ろう」。

そう思った時のほうが良い記録が出る。

 

 

参加資格タイムが大会エントリーの時点である別府大分の

フルマラソンの時には、

 

「レベルの高い人が集まる大会に出場出来た!」

この現実が嬉しかった。

 

この2012年の別府大分では、フルマラソン

2時間47分の自己ベストタイムで完走するが、

 

 

「自己ベストを大幅に更新して、福岡国際に行くぞ!」

そう決意して快調に飛ばした2014年の別府大分では

3時間1分と散々な結果だった。

 

 

ただ、その後「レースを楽しもう」と考えてリラックスして走れた

2014年の台湾での高雄国際マラソンでは2時間55分ながら

 

 

国際の部で3位入賞が出来た。

 

        「しっかりと積めた練習の先に栄光がある」

 

そのように結果よりも過程を大事にすることで、自ずと良い結果に

つながる走りとなるのです。

 

結果よりも十分な練習に力を注ぐと良いでしょう。