3時間切りを達成する練習法
フルマラソンで3時間を切るには、平均で1キロ4分15秒以内のペースを42キロ続ける能力が必要になってくる。
後半のペースの失速を考えると、1キロ4分0秒で走る意識を持ちましょう。
一番良いのは、「ジョギング気分で4分が走れるようになる」ことです。普段から4分のペースが身についていれば、大秋当日にもよほどの体調不良ではない限り大崩れすることもないのではないでしょうか。
10キロ38分台。
20キロ1時間19分台。
30キロ1時間59分台。
キロ4分をわずかでも上回って走れるようになれば、残り12キロを我慢して走り切るだけです。私が2時間52分のサブスリーを達成した2005年のつくばマラソンでは、30キロの通過は1時間59分50秒だったことを覚えています。
「キロ4分のペースを体に教え込ませる」
これが私なりの必勝法です。そのためにはジョギングだけでは上手くいきません。
400mのインターバル走。
キロ4分で10キロのペース走。
約20キロをゆっくり走り込み。
これらの練習をローテーションで継続できれば、タイムが身について結果が出せるでしょう。やる気も大事ですが、自分を信じること、怪我をしない体と足の管理は必須です。
一緒に走る仲間がいなくて、一人で走っている方もいるはずです。一人だとどうしてもモチベーションが下がりがちですが、「絶対にサブスリーを達成したい理由」を心に秘めておきましょう。
「周りに自慢したいから」でも良いですが、一番は「自分との戦い」です。
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